郭嘉奉孝


  郭嘉 奉孝  (かくか ほうこう)  


所属 ............ 魏
官位 ............ 司空軍祭酒
生没年 ....... 170〜207年



曹操軍の軍師。
曹操のお気に入りであり、信頼も厚い。

二十歳の頃から、俗世間と縁を切り、諸国を渡り歩きながら、
自由気ままに日々を過ごす。
袁紹の元を訪れるが、長く留まらずに袁紹の元から立ち去る。
その後、荀イクに推挙され、曹操と出会う。
出会った瞬間に意気投合し、生涯曹操に仕えることとなる。

軍師としての才能は、天才的であり周囲も認める所なのだが、
品行が悪い一面もある。
一般的に、
「品行が悪い=女性関係が乱れている」
の模様。
別名、不良軍師。
曹操と同じく、夜遊び大好き。
主君・曹操とは、主従であるが、友人のような間柄。

荀イクとは、世間と縁を切っている時に出会ってからの付き合い。
性格・育った環境・境遇等々、全く正反対だが、親友同士である。

曹操にとって郭嘉と荀イクは、信頼でき大切でなくてなならない2人。

荀イクは、曹操の(欠けている)足りない部分を補佐し、
郭嘉は、曹操が曹操でいるために、必要不可欠である、
のではないかと思っています。

軍略面では先見が得意だが、もともと体が弱く、丈夫ではない自分の体を
わかっているため、自分のことに関しては刹那的な考えである。

陣中で風土病を患い、38歳の若さで病没。
曹操の嘆きは強い。


web拍手




旧項  <<  ....  >>  新項



 氷月夜top